3.学生時代に頑張ったこと【就職活動・公務員試験対策】
①事前準備が大事(ほぼ100%面接で聞かれるからです。)
面接が始まるとどこかのタイミングで「学生時代に頑張ったことを教えてください。」と絶対聞かれます。例えば、回答として「大学生のとき地域の魅力を発信するプロジェクトのリーダーを頑張りました。」と答えたとしましょう。そうすると、面接官はそのエピソードが本当かどうか、またあなたがどのような人かを探るためにいろいろな角度から質問をしてこられます。
(質問例)
・何人くらいで活動していたの?/活動の頻度はどれくらい?/具体的にもう少し
教えて。/どこの地域で活動していたの?(←エピソードの確認例)
・活動の中で意見の対立はなかった?/意見の対立があったときはどんな対応した
の?/活動していて辛いことはなかった?/どうしてリーダーをしようと思ったの
か教えて?(←具体的なエピソードからあなたの協調性や積極性を評価)
・その経験から何を学んだの?/社会人としてその経験どのように活かしていこう
思う?(←前向きな姿勢や会社や自治体でやっていけるかを評価)
②いろんな角度から自分の人生について振り返ってみる。
20数年間がんばって生きてきたあなただから、あなたが思っている以上にいままでいろいろな経験をしてきて、楽しかったこと、辛かったこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、頑張ったこと、諦められなかったこといっぱいあると思います。
・家族で頑張ったことやお家での役割/大学受験/部活動/アルバイト/学校での勉強/友達と頑張ったこと/趣味/実習/卒論研究/…..etc
あなたが思っている以上に頑張ってきたことはたくさんありますよ。
③思いついたことを就活ノートに書いてみる。
上記であげた例を参考にノートにまとめてみるといいと思います。
【例】頑張ったこと:地域の魅力を発信するプロジェクトのリーダー
・10人くらいで活動(イベントの際は市民活動団体と協力して30人くらい)
・週1くらいでミーティング/夏休みはプロモーションビデオを作るため毎日活
動/00市を中心に活動
・意見の対立:PV作成の構成において意見の対立があった。
・解決策:PVを複数作成し、皆の意見を中心に複数のビデオのいいところを集
めて編集することでいい作品を作ることができた。
・活動していて辛かったこと:学生の考えと市民活動団体の目指すところが違う
ところも多く意見の折衝に苦労した。
・解決方法:何度も話し合いを重ねた。また一緒にご飯を食べる機会を多く設け
るなどお互いをわかり合う機会をもうけた。
・なぜその活動をしようと思ったのか:私は20数年間00市でたくさん学び育
ててもらい今の自分があると思っています。そんな00市が私は大好きで、市
の魅力をより多くの人に分かってもらいたいと思ってこの活動を始めました。
リーダーになろうと思った理由は、今までリーダーなどの前に出て人をまとめ
る経験をしたことがなかったので挑戦してみたいと思い立候補しました。
・その経験から学んだこと:私はこのような経験を通して人をまとめることがい
かに難しいかということを痛感しました。人それぞれ立場や考え方も違い、一 つの目標に向けてチームを導くためにお互いがわかり合う努力や必要性を痛感 しました。御社に就職したら様々な立場や人の意見を尊重しながらもしっかり 話し合いを重ねて貢献していきたいと思います。
④アルバイトや部長などのリーダー経験だけがアピールポイントではありません。
就職活動をする際に自分は大学生の頃、部活動やアルバイトをしてこなかった。どうしようと悩まれた方はいらっしゃいませんか。大丈夫ですよ。20数年間生きてきたあなたですから、あなたが思っている以上に今までいろいろなことを頑張ってきています。受験勉強、友達に勉強を教えること、趣味のピアノ、授業で単位をとること、卒業研究での調査活動、部活動でリーダーをサポート(前に出るだけが必ず良いことではありません。)などいろいろあると思いますよ。せっかくなので、ノートにいろいろ書き出してあなた自身を肯定してあげてくださいね。
いろいろ大変なこともあると思いますが、無理せずしっかりご飯を食べてしっかり睡眠をとって頑張ってくださいね。そしてあなた自身を自分で肯定してあげてくださいね。
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